食育について

現代社会では、生活習慣病やがんなどの現代病が蔓延し、若年化が進んでおり、状況は年々悪化しています。過食や過労、過度なストレス、化学薬剤による汚染など、様々な悪習慣や劣悪な環境により、健康を害している人が増え続けています。
「食」という字は、「人」に「良」いと書きます。人の心と体を良くして、育むことが「食」であると言えます。
乳酸菌ナチュラルファスティングを通じて、正しい食事と人間が本来持っている自然治癒力をいかした新しい医療や予防医学という考え方を広め、「真の健康」を普及していきます。

①乳酸菌ナチュラルファスティングを通じて、正しい食事と健康についての知識を深めましょう!
②乳酸菌ナチュラルファスティングを通じて、生活習慣や食習慣の見直し・改善をしていきましょう行います!
③乳酸菌ナチュラルファスティングをきっかけに、普段の食事を少食に改め、且つ、玄米菜食・適塩をベースにした食生活に移行することにより、腸内環境を正常な状態に戻し、血液をきれいにし、真の健康体質に造り変えていきましょう!

♦ 健康生活の基本

健康の三大条件
① 正しい食事食物は体そのものの素材。食事の内容次第で健康状態は左右されます。
② 適切な運動体を十分に動かすと、血液循環を促進し細胞の新陳代謝を高め、老廃物の排出がスムーズになります。
③ 心の安定心が安定していると、無用なストレスの発生が抑えられ、自律神経が安定し、血液の状態や内臓機能を健全に保ちます。

1. 正しい食事

食物は体そのものの素材です。食事の内容次第で健康状態は大きく左右されます。食生活を改善していくことが健康の基礎となります。生活習慣病という言葉があるように、動脈硬化を加速させてしまう糖尿病や高脂血症などには食生活や生活習慣が大きく関わっています。
欧米を中心とする海外では、ダイエット効果にも優れた健康食として「和食」が注目されています。

主食は玄米を主体とし、副食に魚・野菜料理を中心に、納豆・味噌汁などの発酵食品を一品添える「和食」を食事の基本に据えましょう。玄米・野菜を食べるときには、できるだけ回数多く噛むことが大切です。そして、食事の量に注意することが大切です。腹八分目とは昔からある有名な言葉ですが、特に現代の食生活では食の本質といえます。
飽食状態にある現代人にとっては、少食にするだけでも生活習慣病の危険性を下げることができます。

2. 適切な運動

体を十分に動かすと、血液循環を促進し、細胞の新陳代謝を高め、老廃物の排泄がスムーズになります。適度な運動は健康への第一歩です。定期的に続けられるような目標を立てて始めましょう。
家庭での車の所有率が上昇するに従って、糖尿病にかかる人が増えました。

便利なマイカー通勤が運動不足の原因と言われています。生活習慣病の危険性を下げるためには適度な運動が必要です。
運動の種類は問いませんが定期的に続けることのできるものが良いでしょう。
急激に始めると心臓や足腰に負担を与えるので、軽い運動から始めるようにしましょう。例えばウォーキングを行うのであれば、はじめは1日あたり20~30分かけて周りの景色を眺めながら、ゆっくりと歩いてみるといった具合に取り組みましょう。

3. 心の安定

心が安定していると、無用なストレスの発生が抑えられ、自律神経が安定します。
現代社会は経済的に豊かになり、より便利で快適な生活を過ごす一方で、「ストレス社会」とも呼ばれています。日常の中で起こる様々な変化や刺激が、ストレスの原因となり、自律神経が乱れます。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の相反する2つの神経から成り立ち、自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、内臓の動きや体温、血圧、ホルモン、免疫など体の機能を調節しています。

交感神経:活動・緊張・ストレスを感じている時(主に昼間の活動中)
副交感神経:休息・修復・リラックスしている時(主に夜間の睡眠中)
この2つの神経は、シーソーのように交互に働き、健康を維持しています。しかし、ストレスによって、交感神経が優位な状態が続くと、副交感神経による「体の修復・疲労の回復」が働かず、心と体に様々な不調が生じていきます。
自律神経のバランスを整えるには、ストレスを極力減らし、副交感神経を働かせて、リラックスすることが大切です。

♦ 自然医食について

自然医食療法の四つのポイント
正食病気の原因となる食べ物を極力避け、人間本来の食性(穀菜食性)にあった食生活を行う。
整腸血液を汚す原因である毒素を発生させないように、腸内の細菌叢を整える。
浄血血液をきれいにする。
細胞賦活細胞を活性化させ、新陳代謝を高めて、自然治癒力を強化する。

♦ 食生活の基本

1. 少食で健康維持

過食・美食により、腸内環境が悪化して、老廃物が溜まり、血液が汚れると、様々な病気を引き起こされます。少食になると内臓が休まるため、腸内環境を正常な状態に戻し、健康な血液を生まれ易くします。
また、消化酵素の消費が抑制できるので、脳や全身組織の修復に必要な代謝酵素が増えます。その結果、免疫力が上がり、健康維持効果は大いに増強されます。

2. 玄米菜食で体質改善

玄米は、ビタミン、ミネラル、食物繊維、さらに良質な脂質、蛋白質を含む、身体に理想的なバランスの完全栄養食品です。
どんな体質の人(米アレルギーを除く)が、どの季節に食べても体質改善の効果を確実に発揮する素晴らしい食べ物です。豊富に含まれる食物繊維によって、便通が促進され便秘が改善されます。 特に、玄米に多く含まれるフィチン酸は有害重金属と結合することによって体外に効率よく排泄する働きをします。

♦ 血液の汚れと病気の関係

全身の血管をつなぎ合わせると、10万キロメートル(地球2周半の長さに相当)にもなります。 血液はその膨大な長さの血管を通って全身を巡り、重要な働きをしています。

1. 血液の汚れと病気

万病は「血液の汚れ」から生じます。汚血(血液が汚れて濁っている状態、つまり酸毒状態)を放っ ておくと、様々な病気になります。東洋医学では2000年も前から「万病一元、血液の汚れから 生じる」と言っています。汚れきった血液が体全体60兆個の細胞を駆け巡っていては、正常な 代謝活動はできません。病気という状態はまさにこんなとき発症するのです

2. 血液の汚れを引き起こす主な原因

①食べ過ぎ
食べ過ぎによって余分な糖、中性脂肪、コレステロールなどが血液中に増えます。また、消化しきれない食物が腸内で腐敗し、その腐敗物が血液を汚します。

②体の冷え
体が冷えると代謝が低下して、糖質や脂肪、蛋白質が不完全燃焼を起こして燃えカス(老廃物)が出て血液を汚します。また、低体温になると免疫活動が低下します。免疫力は体温が1度下がると約30%以上低下します。

③化学薬剤
元々自然界には存在しない大気汚染物質、残留農薬、食品添加物、化学薬品等の「化学薬剤」が肺や胃腸から血液に吸収されると血液が汚れます。化学合成された薬剤はすべてに「薬害」があり、深刻な被害を人体に及ぼします。一度体内に入ると、体細胞と結びつくので排出するのが難しく、体内に居座って悪さをします。

④ストレス
ストレスで交感神経が優位になると「アドレナリン」や「コルチゾール」が分泌され、血管を収縮させたり、血圧を上昇させてストレスに対抗します。この状態が続くと、コレステロールや中性脂肪、なども増加して血がドロドロになり、血流が滞ります。

⑤運動不足
身体の代謝は主に筋肉が担っているので、運動不足により筋肉量が落ちることで代謝率が低下し、体温も低下し、血液の循環が滞ります。血液内の老廃物の燃焼や、発汗や利尿による老廃物の排泄が悪くなり、血液は汚れてしまいます。