- ファスティングって何?
- 英語でfasting。断食のことです。一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つことです。日頃のストレスや過食で疲れた臓器を休息させることで組織細胞を活性化し、代謝機能を正常な状態に戻す健康療法です。
- どんな効果があるの?
- (1)臓器を休ませる
(2)腸をきれいにする
(3)血液をきれいにする
(4)毒素を排毒する
(5)免疫力を高める
(6)理想の体重を保つ
(7)美肌、アンチエイジングになる など
ファスティング(断食)のデトックス効果によって体内の毒素を排出すると、新陳代謝が活性化し免疫力や自然治癒力が向上するので、毎日を気持ち良く過ごせる健康体になります。
※個人差があります。
- 乳酸菌ナチュラルファスティングの期間は?
- (1)3日ファスティング(準備期3日+本断食3日+回復期3日)
(2)1日ファスティング(準備期1日+本断食1日+回復期3日)
を推奨しています。最大3日間までの本断食としています。専門の指導士のもとで行うことをお勧めします。
1日3食が習慣になっている方は、まずは、朝食抜きの半日断食などから始めてみてください。
- 乳酸菌ナチュラルファスティングに適していない方は?
- ◎以下の条件に該当する方
(1)痩せ過ぎの方(BMI17以下)
(2)18歳以下の人、60歳以上の方※目安
(3)お酒を大量に飲んでいる方
(4)妊娠中や産後間もない方
(5)生理中・生理前の方
(6)体力の衰えている方
(7)術後間もない方
(8)過労が明らかな方 など
◎以下の持病を持っている方
(1)人工透析を受けている方
(2)心筋梗塞や脳卒中を起こされた方
(3)悪性腫瘍のある方
(4)膠原病や難病の方
(5)肝硬変の方
(6)精神疾患で重い症状の方
(7)肝炎、肺炎、急性炎症の方
(8)肺や臓器の機能不全の方
(9)胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎の方
(10)狭心症、不整脈の方 など
◎薬を服用している人
(1)投薬を中断すると危険性のある薬を服用中の方
(2)薬を継続的に服用している方 など
特にインシュリン、ニトログリセリンを服用している方、ステロイドホルモン剤、抗うつ剤を長期間多量に服用している方。また、これらの状態に当てはまらない場合でも、体調が思わしくない、空腹時や食後にお腹が痛くなることがある、動悸や息切れ、めまいなどの自覚症状がある場合は、ファスティングにより悪化する恐れがありますので、避けた方がよいです。ご不明な場合は、事前にかかりつけの医師にご相談ください。
- 乳酸菌ナチュラルファスティングが効果的な方は?
- (1)意志が弱く、ダイエットが実行ができない方
(2)胃腸の状態を一度リセットしたい方
(3)便秘がちの方
(4)疲労がちで体調を崩しやすい方
(5)肌荒れが気になっている方
(6)デトックスしたい方
(7)陽性体質の方
- ファスティング中に気をつけなければならないことは?
- (1)水分、塩(天然塩)をしっかり補給
(2)回復食は少しずつ食事量を増やして、通常食に戻す
(3)無理をせずに体を休めてリラックス
(4)体を冷やさずに温める
(5)体調が悪くなったら無理せず中断する。
などです。
- ファスティング中にどうしてもおなかがすいたときは?
- 空腹を感じたら、まずお水やお湯を飲んで解消してください。
また、ふらつきを感じる場合はハチミツ、黒砂糖、甘酒などの糖分を少量摂取してください。
- ファスティング中に頭痛や倦怠感がするのは?
- (1)アシドーシス(血液が酸性に傾いた状態)になる。
(2)蓄積された老廃物や毒素が、一時的に血液が全体に回る など
上記の状態になると、頭痛・吐き気・倦怠感などの不快な症状が強調されて起こる場合があります。ハチミツ、黒砂糖、甘酒などの糖分を少量摂取すると、症状が和らぐことがあります。
その他に、排毒の過程で軟便、下痢、ニキビ、湿疹、かゆみ、体臭、口臭などの症状が一時的に起こる場合があります。あまりにも重くて長引くようでしたら、ファスティングを中止することをお勧めします。無理のないように行ってください。
- 本断食後の復食はどうしたら良いですか?
- 回復食がとても重要です。白湯から始め、重湯、具なし味噌汁、玄米粥と、本断食と同じ日数をかけてゆっくり通常食に戻してください。
※本断食を中断した場合も本断食と同じ日数をかけて通常食に戻してください。
いったん食べ始めると、強烈な食欲が襲ってくる場合がありますので、食事の量をコントロールして決められた分量を超えないように気を付けましょう。
また、回復期が過ぎた後も、過食をせずに少食を心掛けましょう。
- ファスティング中に薬を飲んでも大丈夫?
- ファスティング中の薬の服用は、消化器官に負担がかかったり、薬の効果が効きすぎる場合があるので、極力控えてください。薬を服用する場合は、必ず事前にかかりつけの医師にご相談ください。
ただし、投薬を中断すると危険性のある薬を服用中の方はファスティングを控えてください。
- ファスティング中に運動しても大丈夫?
- ファスティング中は通常よりも栄養の摂取量が少なくなっているため、激しい運動はお勧めしません。ウォーキングなどの適度な運動は、脂肪燃焼や排毒などの効果が期待できます。